躁鬱病は治療法が確立されており、症状の改善が可能

病気の特徴

躁鬱病の治療期間について

現在では躁鬱病という名は、正式ではないとされ、双極性障害と呼ばれています。また、単純な躁病についても双極性障害として診断されるようになっています。この躁鬱病の特徴は名の通り、極端な精神状態が繰り返すという点にあります。一定の期間によって鬱状態と躁状態が繰り返し、その変化の激しさは周りの人から迷惑がられてしまうこともあります。時には、病気として認識されずその人の個性として捉えられることもあります。まだまだ、日本において正しい認識がされていない病気の一つです。特に注意しなければならないのが、躁状態のときです。躁状態のときは一見、元気なように見えますが、睡眠時間が極端に短くなり、体に大きな負担がかかります。また、気が大きくなり、態度が悪くなってしまったり、金銭感覚がおかしくなったりすることもあります。しかし、仕事などは普段よりもアイディアが湧いたり、社交的になったりする分、捗ります。一見元気に見える分、他人から見ても自分を省みても病気だとは認識しにくく、その間にも症状が深刻化することがあります。

通院と入院の違いについて

症状が悪化すると、周りに迷惑をかけてしまい、社会的な立場を失うこともあります。また、深刻になると入院が必要となる場合もあります。このような点から判断すると、早期治療で症状の改善を目指すことが適切だといえます。躁鬱病に関しては、治療法も多数あり、精神疾患の中でも特に適切な対処を行ってくれるので、改善が期待できます。

躁鬱病の治療は基本が薬物療法で行われるため、その期間は人、症状によって多少差が出てきます。比較的軽度の躁鬱病であれば1年程度、薬を服用することで主な治療は完了させることができます。症状が重くなれば重くなるほと、その治療期間も必然的に長くなってきます。躁鬱病の治療がなるべく早い方が良いとされるのはこの治療期間の関係もあるのです。 ここで注意しておきたいのが、躁鬱病の場合、治療期間は1年程度でもその後の再発予防のためにある程度は通院を続けなければいけないということです。もちろん、個々のケースや担当医の判断によって違いはあるのですが、薬の服用もそれに伴って続けなければいけません。もちろん、それさえ続けていれば躁鬱病の症状を完璧にコントロールすることができるので、決してデメリットばかりということではありません。

躁鬱病の治療は精神科や心療内科、神経科などの専門の医療施設で受けることができます。精神科や心療内科といえば中には抵抗を感じるという人もいるかもしれませんが、実際のところはそこまで不安がるような場所ではありません。 受診したからといって必ず薬を服用しなければいけないというわけではありませんし、入院を強制されるということもありません。確かに人によっては入院することで症状の改善が図れるというケースもありますが、その最終判断は当人であったり家族が行うもので、医師の判断だけで即入院なんてことはまずないのです。 入院すると大抵は外部との接触が遮断された空間で1日を過ごすことになります。できるだけストレスの少ない環境で治療を進めたいという場合や緊急処置的な意味での利用はおすすめですが、実際のところは通院で事足りる人ばかりなのです。

ピックアップ