躁鬱病は治療法が確立されており、症状の改善が可能

周りからの支え

この症状の治療に関する費用等について知ること

躁状態が続く時期は、本人にとっても病気だと認識しづらく、病気であることが自覚出来ないものです。しかし、躁鬱病をそのままにしておくと、前述した通り、様々なリスクがあります。そのリスクを軽減するには、周りからのサポートが必要なのです。特に、早期発見は本人には難しいため、周りからの意見が重要です。もし、普段と比べて異常なくらい気分が高揚していたり、睡眠時間が短くなっていたり、不遜な態度が見受けられたりする場合は、躁鬱病を疑いましょう。それで躁鬱病だったときには、早期治療が可能ですし、もし違かったとしても杞憂に終わります。

躁鬱病に関するこれまでの歴史等をみること

精神疾患はいまだ、正しい認識が浸透していませんが、鬱病だけでも10人に1人は一生に一度経験するといわれるほど身近な病です。それ以外の精神疾患も加えれば、もっと発症する割合は大きくなります。他の病気と異なるのは、原因が心因性ということのみであり、特別なものではないのです。どのような総合病院であれ、精神科や心療内科は設置されており、また独立したクリニックなども多くあり、広く利用されています。そのため、身近な人が躁鬱病だからといって、重く受け止めすぎる必要もありません。あくまで正しく理解し、支えとなってあげることが重要なのです。他の精神疾患と比べても治療法は整っており、改善はできます。ただ、治療をしないと他の病気と同様に悪化してしまいます。患者本人のためにも、周りのためにも早期治療で改善しましょう。

躁鬱病はこころの病であり、気分障害や感情障害と呼ばれていることが特徴です。この躁鬱病は躁と鬱を繰り返す方々もいればうつだけが何度も出てくる方々もいます。このような躁鬱病の治療には、気分安定薬という薬による治療が有効になります。リチウムやバルプロ酸がこのような治療で使用がされる気分安定薬になります。一般的によく治療に使われるのがリチウムになります。治療の際にかかる費用の一例として、このような検査では1万数千程度の費用がかかるようになります。またこの治療について1回で4、5万円の費用がかかるケースがあります。この他に治療終了後のカウンセリングにて、1時間程度の時間で7千円位の費用がかかるようになります。

躁鬱病の歴史をみると、1899年にドイツの精神科医が提唱したのがはじまりになります。また古代ギリシャやローマの時代から循環気質、循環病として知られていてこのように歴史が古いことが特徴になります。1850年代にうつ病と躁病が交互に起こる状態について精神循環病として、また同じ頃には重複精神病として記述がされています。現在では双極性障害として記載されることがありますが、20世紀の半ばまではこの躁鬱病と呼ばれることが多くなっています。この症状は現在では両極端な症状が起こるという意味で双極性障害と呼ばれています。またこうした症状の経過の中でうつの状態が出ている場合も多く特に区別せずに双極性障害といいます。